Better Placeの一般デモンストレーションを見てきた
横浜の山下公園近くで、Better Place社の電気自動車のバッテリー交換のデモンストレーションを見てきました。
デモでは実際にバッテリーを交換する場面を見ることができ、自動で交換する様子は自動車の未来を感じさせてくれました。
Better Place社とは
Japan | Better Place
Better Place
2005年、世界経済会議（ダボス会議）創設者のクラウス・シュワッブは、世界の若きリーダー達に向かって次のような質問をしました。「2020年までに、どうすれば世界をより良い場所にすることが出来るのでしょうか」。その時すべてが始まったのです。シュワッブの問いかけにひらめきを得たベタープレイスの創業者兼CEOのシャイ・アガシは、石油のない世界を思い浮かべました。
アガシは、世界のリーダーの洞察にヒントを得て、また自らの企業家としての経験を基にして、携帯電話業界の事業手法と再生可能エネルギーを交通手段に活かす事業計画を考案しました。
ベタープレイスは、ベンチャーキャピタルから2億ドルの出資を得て、2007年10月に創業しました。さらに創業後半年のうちに、イスラエルとデンマークの交通インフラを石油ベースから再生可能エネルギーベースに転換する計画を発表しました。
Better Placeのビジネスモデル
●Better Placeは電気自動車をつくるのではない
●運転手はバッテリーを除いた車体を購入する（初期に高価なバッテリを購入する必要はない）
●運転手はBetter Placeの充電施設やバッテリー交換ステーションを利用することで料金を支払う
Demoの様子
- Youtubeに挙がっている、バッテリー交換のデモ
デモでのバッテリ交換では約90秒程度であったが、バッテリ装着部周辺の洗浄や充電済みのバッテリの取出しなどを含めて約3分程度で終わらせるようにしたいとのことでした。
- 撮ってきた写真
担当者の人にちょっと質問してきた
- バッテリー交換ステーションのサイズはどれくらいになるのか？
「現在のガソリンステーションぐらいか、それ以上。
バッテリー交換するのは長距離の移動をメインに考え、
短距離の移動には充電設備（家庭用プラグインによる通常充電or急速充電）でまかなうことを考えているそう。非接触型の充電方式も将来的に考えている。」
ガソリンのように危険なものを扱うわけではないので、サイズを小さくしてコンビニとか色々な場所でバッテリ交換ができるようになればよいと感じた。
- 多くの自動車メーカーをどうやって巻き込んでいくか？
「現状はルノー・日産グループと協力している。
デモの車両はベタープレイス側が改造してバッテリ交換型の車両を作っている。
トヨタやホンダなども感心を持っている。」
．．．ぐらいしか教えてくれなかった。
- 再生可能エネルギーを作る側に何か働きかけはするのか？
「日本では電力の供給側に対して働きかけを行うことはない。
電力会社から買うだけ。
しかし、安定的ではない風力発電などによる電力の受け皿として、車載バッテリは有効な解決策になるためベタープレイスが普及していけば、再生可能エネルギーの発展につながるのではないか。」
．．．とのことでした。
所感
Better Placeのビジネスモデルが普及するためには、
●いかに多くの自動車メーカーにバッテリ交換可能な車両を投入させることができるか
●いかに早くバッテリ交換ステーションなどのインフラを作ることできるか
にかかっている感じました。
アイデアひとつで世界の流れを変えてしまえることを見せてくれていると感じた。
"How do you make the world a better place by 2020?"
というような大きなテーマで、日々物事を捉えてみるのも面白いと思います。
都内のカーシェアリングステーションマップを作ってみた
未完な部分は...
- オリックスカーシェアリング「プチレンタ」の残り
- 自分で撮った写真とか、見た感じを伝えたい
日本のカーシェアステーションの実態がわかればいいなぁ。。
今考えているカーシェアリングモデルをさらしてみるよ
でどうよ？
今色々とヒアリングしたり、アンケート作ったりしてるが難航中。
そもそも、車貸したいと思う人がいるかどうかなんだけど。
何が満たされたら貸してもいいかなと思うのだろうか。。
- 入ってくるお金
- 事故の時の保険とかサービスとか
- 環境とかコミュニティに対する意識
なんかまとまらないので悩み中。。
テーマはカーシェアリング
現在、研究室でカーシェアリングに関するプロジェクトにいくつか関っている人間です。
ここ１年から半年あたりで、カーシェアリングの認知度が高まってきているように感じます。
実際に研究室への問い合わせも急増しており、それにあわせてキョドりながら質問に答える回数も増え
カーシェアリングの盛り上がりを実感しています。
このブログでは、自分のカーシェアリングに関連したアイデアを発信したり、
出来ればカーシェアリングに関る人たちに会ってヒアリングした結果をお見せできればと思います。
見てくれる人は少ないと思いますが、ご質問等あれば答えられる範囲でお答えさせていただきます。
三日坊主にならないことを祈って、ブログスタートです。
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